粉末法とFDM方の違い

コケシの腕の部分を(A)のような形でプリントしようと思い、モデリングした。この形状のままだと3Dプリント中にオーバーハングが発生して造形が崩れてしまうので、Cube Softwareで"Support材使用"の指定をした。その結果、(B)のようにサポート材が相対的にかなり大きな比率を占める形のプリント結果となった。この後、サポート材を除去したものが(C)。これを見てわかるように表面がかなり荒れている。

今使っているCubeはFDM(Fused Deposition Modeling)という方式で、熱で溶かしたプラスチックの細線を押し出しながら造形するタイプなので、オーバーハング部ではどうしてもサポート材が必要になる。サポート材を使うと、それを除去する過程で、除去面の荒れが問題になる。ただ、同じFDM方式でも、サポート材としてモデリング材とは別の材料を使用して除去しやすくしたものや、さらに、サポート材を造形後に溶解して除去する方式のものもあり、その場合は、もっときれいな仕上がりになる。

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一方、FDM方式とは別の粉末造形方式の3Dプリンターでは、サポート材が不要なため、サポート材除去後の表面荒れの問題は発生しない。例えば、図(D)は同じ3Dモデルを3Dプリント・クラウド・サービスのShapewaysでアップロードし、粉末造形した結果なので、表面に荒れは全く見られない。
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