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ご挨拶 BLOG 実験室 アンケート

皆様、初めまして。cocodecocoラボの木下と申します。


昨年(2012年)、ネットとリアルを行き来していて、強く印象に残ったことが3つあります。一つはスタートアップスですが、これはクラウド・ファンディングの登場でとても身近になりました。寄付とも違う、株の投資とも違う。共感すれば個人でも少額支援ができ、同時に、まだ、世に出ていない新製品・新サービスを先行入手できる。すばらしい仕組みだなーと思いました。もう一つは、無料オンライン大学。初めは教室講義のビデオ版かと思っていました。でも、米国スタンフォード大学Venture LabのEntrepreneurshipコースに参加して、全く違うことがわかりました。今まで会ったこともないナイジェリア人、台湾人、イギリス人とネット上でチームを組み、消費者向け3Dプリンター・ビジネス立ち上げの実習をやりました。実際に潜在顧客にインタビューしたり、ネット上にビジネス・サイトを立ち上げたり、驚くほど実践的なコースで、オンライン大学を根底から見直すきっかけになりました。そして、最後が3Dプリンター。パソコン画面上の3D画像に過ぎなかったものが、机の上の小さな機械の中でじわじわと具現化されていく様は、正に魔法を見ている感があり、すっかり魅了されました。しかも、その3Dプリンターは10-20万円と個人でも手の価格格帯のものがいっぱい出ています。

それでもう、居てもたってもいられず、昨年の12月に3DSystems のCubeという3Dプリンターを発注しました。クリスマスには届く予定になっていたのですが、そのCubeはなんとヨルダンに行ってしまいました。半月近くヨルダンに拘束された後、ヨレヨレになって我が家に到着しました。そのせいか、数日で故障。せっかく届いたのに、また、返送。新しいCubeが届いたのは、10日後。1月の半ばになんとか3Dプリンターを使える環境が整いました。なぜ、ヨルダンに行ったかって? 多分3DSystemsの従業員にはJapanはそんなに有名な国ではなく、JordanもJapanも同じようなものだったのでしょう。確かにスペルが似てるし。おかげで、マイケル・ジョーダンとヨルダンが同じスペリングだと気づきました。

それはさておき、3Dプリンターはとっても面白いです! 頭の中で描いたものが現物として目の前に現れるまでの時間の短さがかって経験したことのない新鮮さをもたらします。頭の中のアイデア(Idea)を3D-CADで3Dデータというコンピュータ上のビット(Bit)に置き換え、それを3Dプリンターに渡すと、たちどころにアトム(Atom)でできた物体に変換してくれます。その見事なプロセスに深く感銘を受けたので、頭文字を取ってIBAサイクル、ダジャレて「愛馬サイクル」と呼ぶことにしました。それともう一つついでに言っちゃうと、この3Dプリンターをうまく使いこなすにはネットが不可欠ということ。様々なリソース(ツールや情報)、そしてコミュニティーでのやり取りなどが不可欠です。すなわち、network connectedでないとIBAサイクルはうまく回らない。これを称してneco-IBAサイクル、そう、「猫・愛馬サイクル」と呼ぶことにしました。
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